WITI Leaders Panel vol.4:みんなで考えよう、女性が管理職になるということ ~女性管理職と男性上司の本音トーク編~

こんにちはWITI Japanメンバーの中間です。

2018年11月28日に、「WITI Leaders Panel」の第4弾として、”みんなで考えよう、女性が管理職になるということ ~女性管理職と男性上司の本音トーク編~”を開催しました。

今回は、ソフトバンク社の女性管理職2名と、なんと、その上司(男性)が登壇してリアルな現場の話をしていただきました。

WITI Japanからは国家資格キャリアコンサルタントを保有する森さんがモデレーターとして参加しました。

男性上司である足立さんが統括する部署は、ソフトバンク社の中でも女性管理職比率が圧倒的に高い部署です。

さらに、登壇された2人の女性管理職のうち1名は、2人のお子さんを持つワーキングマザー。足立さんの部下の育成、管理職への登用についての秘訣と、キャリアを築いた女性の本音を聞くことができました。

 

ソフトバンクのダイバーシティ推進の取り組みについて

はじめに、ソフトバンクのダイバーシティ推進担当の日下部 奈々さんに、女性活躍の取り組みや現状について紹介していただきました。

取り組み内容としては、様々な個人の働き方・時間の使い方を尊重し、コアタイムなく月トータルでの時間配分ができる「スーパーフレックス制」や「在宅勤務」、「マネジメント意識改革」では部門の責任者が5年後の事業や組織を考えたうえで自組織の働き方を提言するワークショップなどを実施をされています。

出産・育児支援の制度も多数あり、育児休業からの復職率も95%以上!

多様な人材の活躍を可能にするための、土壌をつくる人たちが社内にいるということですね。

今後の目指すところは、より能力のある女性が活躍する結果として、意思決定の場にいる=管理職の女性が増えること、ということです。

 

女性管理職を生み活躍させる、上司像に迫る!

水澤さんは2児の母(7才と1才)。第一子の産休後から課長職となり、部長代行抜擢から半年後に第二子妊娠。

丹羽さんはエンジニア職を経て、現在はサービス企画・プロダクトマネージメントの課長として活躍されています。

そんなお二人の上司の足立さんはネットワークのエンジニアとしてキャリアをスタートし、プロダクト本部 戦略・企画統括部 統括部長をされています。

 

バイヤスのないフラットな視点が自然と女性登用に

  

部署柄女性が少なかった足立さんがネットワークエンジニアの時代に比べ、プロダクト本部に移ってから女性と働く機会が増えたそうです。

もともとエンジニアであったことから男女、LGBT問わず、フラットな視点でバイヤスがないので、「人の属性」ではなく「成果」で評価していたそう。

そうすることにって自然とマネージメントに長けた優秀な女性たちが集まったそうです。

特に女性登用を意識することなく、「優秀な人に」任せるスタイルでマネージメントをしてきた結果、ソフトバンク社の中でも女性管理職比率が高い結果に。

水澤さんからは「女性だからという色眼鏡なく登用してもらえて、育児をしながらの労働もやりやすい。」

との発言もあり、社風と足立さんの空気づくりが活躍を後押ししているようでした。

 

ワーキングマザーの働き方について

環境として働きやすいものの、やはりワーキングマザーは忙しいものです。水澤さんは横浜方面に住んでいるため、急いでる時は新幹線通勤をして時短をしていたそうです!

管理職はコミュニケーションに重きを置いた業務内容なので、移動時間にレビューやチャットなどのオンラインのコミュニケーションをこなし、できるだけ対面で部下と接する時間を確保する工夫をされています。

旦那さんとの連携と、「スーパーフレックス制」のおかげで子育てをしながらも、成果が出るようなタイムマネージメントが実現しているとのことでした。

 

女性管理職を生み活躍させる組織の制度・風土とは?

ミレニアル世代で管理職として活躍している丹羽さんは「社内には仕事に対して意志、覚悟のある人が多いので、女性であることは関係ない。上司や部下や同僚に対して建前が必要ない」と感じているそうです。

 

上司によって働きやすさは左右する?

水澤さんは第一子の育休後、「当時の上司が配慮した結果、負担の少ない他メンバーのサポート業務を割り当ててくれたものの、『自ら主体的に動く方が向いているのに』『組織から求められていないのかもしれない』と感じた」とのこと。

ワーキングマザーだからと一律に当てはめることなく裁量を与えてくれる、現在の足立さんのマネジメントスタイルにやりがいを見出しています。

 

女性の葛藤が多い現代でうまくいっている秘訣は?

丹羽さんは、「働く環境に恵まれている。仕事をする上で一人では何もできないので、周りを巻き込むことを心がけて、女性ならではのこまめなコミュニケーションをとっている。」

水澤さんは「育児と仕事を両立できるラッキーな状況は一人で作れない。会社に不在の時間も多いので最小限の意思疎通で部下と分かり合えるよう、 ”自分がわかりやすい人” であることを意識し、自分の価値基準をどんどん発信している。」

二人を見守る足立さんからは「自分は、元々エンジニアなのでロジカルに物事を考える傾向があるが、マネジメントとは部下をリソースとし会社で成果を出すこと。言葉を悪くいうと、僕は彼女たちをリソースとして使っている。だからこそ、優秀な人には属性を問わず機会を与えることを大事にしている。マイクロマネージメントはせず、任せてみて気になった点のみ “何故そうなったか”を問うようにしている。」

という秘訣を教えていただきました。

 

ネットワーキングタイム

登壇者も交えた和やかなネットワーキングも行いました。

お子さまを連れた方や、女性の社会課題に関心を持った男性にも参加していただけました。

参加者からは、「元気をもらえた」「活躍されている方々のマインドが参考になった」「女性管理職の部下への接し方について今後のヒントになった」

という嬉しい感想をもらえてWITI Japanメンバーの励みになりました。

足立さん、水澤さん、丹羽さんありがとうございました!

【イベント概要】

日時 : 2018 年 11月 28日(水)19:00〜20:30 (18:30 開場)

会場 : ソフトバンク 汐留キャンパス

参加費 :無料

【対象】

・管理職、および管理職候補の女性

・女性の部下を持つ上司(男女とも)

・女性の管理職登用を担当している人事担当者

・その他、本テーマに興味関心がおありの方は男女問わずご参加いただけます。

https://witi-event-2018nov.peatix.com/

文章:中間じゅん